
せっかく作ったのに、一口も食べてくれないわ。
子供の野菜嫌いに悩むママにとって、食事の時間はストレスの種ですよね。
栄養バランスが気になり、なんとか食べさせようと頑張るほど、子供はかえって拒否反応を示してしまい、食卓が険悪な雰囲気になることも。
私も、子供の野菜嫌いに頭を抱えていました。
周りのママ友は「うちは何でも食べるよ」と言っていて、どうしてうちの子供はと、つい比べては落ち込んでいました。
でも「無理に食べさせるのはやめよう」と決め、食卓を「楽しい場所」にする工夫を始めました。
この記事では、私が実際に試して効果を感じた3つの習慣をご紹介します。
自ら「食べたい!」と思ってくれるような、親子とも笑顔になれる方法を実践していきましょう。
「味・見た目・経験不足」それが野菜嫌いの原因かも
なぜ、子供は野菜を嫌いなのでしょうか?
その原因は、「味」「見た目」、そして「経験不足」にあるかもしれません。
子供は大人に比べて味覚が敏感で、野菜独特の苦みや青臭さを強く感じることがあります。
また、ブロッコリーやピーマンなど、見た目が独特な野菜を警戒することも。
これは「ネオフォビア(新生恐怖症)」という心理効果で、特に5歳以下の子供に多く見られる本能的な反応です。
さらに、野菜に触れたり、調理を手伝ったりする経験が少ないと、野菜を「よく知らないもの」として遠ざけてしまうことがあります。
楽しみながら野菜を好きになる3つの習慣
細かく刻んで「混ぜる」工夫
無理に食べさせるのではなく、子供が気づかないうちに野菜を摂取させる工夫です。
カレーやハンバーグ、お好み焼きなど、子供が好きなメニューに、細かく刻んだ野菜を混ぜ込んでみましょう。
特ににんじんやピーマンなど、細かく刻んでしまえば食感や匂いが気になりにくくなる野菜がおすすめです。
「これ、おいしい!」と食べてくれたら、「実はこれ、にんじんが入っているんだよ」とさりげなく教えてあげると、「意外と食べられる!」という成功体験につながり、次のステップへ進みやすくなります。
「見た目」を楽しくアレンジする
子供は五感で食事を楽しんでいます。
野菜をキャラクターの形に型抜きしたり、カラフルな盛り付けにしたりするなど、見た目を工夫するだけで、興味を惹きつけることができます。
ブロッコリーをツリーに見立ててクリスマスプレートにしたり、にんじんを星型にしたり、ご飯に野菜パウダーを混ぜてカラフルな色にしたり。
いつもの食卓に遊び心を取り入れるだけで、「これはなんだろう?」とワクワクしながら、自ら手を伸ばしてくれるはずです。
「一緒に作る」ことで興味を持つ
子供にとって、野菜はただ食卓に並ぶ「物」かもしれません。
野菜に触れる機会や、食事を作る過程を体験することで、野菜への興味を持つようになります。
まずは、スーパーで一緒に野菜を選んだり、ミニトマトを洗うお手伝いをしてもらったりするなど、簡単なことから始めてみましょう。
自分で選んだり、お手伝いした野菜なら、食べてみようかなという気持ちになりやすいです。
また親子でクッキーやパンを作るように、一緒に野菜のパンケーキを作ったりするのもおすすめです。
野菜嫌い克服におすすめのアイテム3選
こっそり栄養補給

いつもの料理に混ぜるだけで、簡単に野菜の栄養をプラスできるのが九州パンケーキの野菜パウダーです。
無添加の国産野菜を使用しており、パンケーキはもちろん、ホットケーキミックスやヨーグルトに混ぜてもOK。
着色料を使わずに鮮やかな色をプラスできるので、見た目の工夫にも役立ちます。

パンケーキ作りが大好きな3歳の息子と一緒に週末作ってみました。
とても美味しく大喜びでした。
自分で食べるを応援をしよう

子供が自分で食べたいという意欲を育むことは、偏食克服の第一歩です。
OXO Totのフォーク&スプーンセットは、人間工学に基づいたデザインで子供の小さな手にも握りやすく、食べ物をすくいやすい設計になっています。
自分で上手に食べられたという成功体験が、次の食事への意欲につながります。

しっかりとした造りです。
グリップ部分が滑らないので持ちやすくカーブも丁度よいです。
食卓を楽しく彩ろう

食事の楽しさを演出するなら、子供が大好きなキャラクターの力を借りるのも効果的です。
永谷園のアンパンマンふりかけは、アンパンマンのキャラクターの形をしたチップが入っており大喜びです。
いつものご飯にかけてあげるだけで、食卓が賑やかになり、食事への興味を引くことができます。

栄養豊富なので、お気に入りです。
「もう悩まない!」野菜嫌いを楽しく克服する食育習の工夫3選とは?
- 子供の野菜嫌いは、味・見た目・経験不足が原因かもしれない
- 無理に食べさせるのではなく、食事を楽しい時間にする工夫が大切
- 子供が好きなメニューに、細かく刻んだ野菜を混ぜ込む
- 型抜きなどを活用して、野菜の見た目を楽しくアレンジする
- 親子で一緒に料理することで、野菜に興味を持たせる
- 野菜パウダーやカトラリーなど、便利なアイテムを活用する
- 子供の「ネオフォビア」という本能的な反応を理解する
- 「楽しく食べる」ことが、野菜嫌い克服の第一歩
子供の野菜嫌いに悩むのは、決してあなただけではありません。
完璧な食事を目指すのではなく、まずは「楽しく食べる」ことを第一に考えてみましょう。
今回ご紹介した小さな工夫を試すことで、「食べたい!」という気持ちになり、食事の時間がもっと笑顔あふれるものになるはずです。
焦らず、少しずつ、親子のペースで野菜嫌い克服の道を進んでいきましょう。